『回転寿司の掟』(松岡大悟)
回転寿司店で通はいかにふるまうか、そしていかに美味しく食べるかを説いた本。まずはどんな店を選べばいいのか。そして、どの日に、何時ごろ行き、どんな席につけばいいのか。回っているものと同じネタを、つけ場にいる店員に注文するのは失礼だとか、最低限のマナーも書かれている。私も読んでなるほどと思い、以後店に入るとまずは一周見送ってから、直接頼むか、回っている皿を取るか、選ぶことにしている。すべての「掟」がいつも正しいとはかぎらないが、ハズレの多い回転寿司ライフを、少しでも実り多いものにするためのヒントがいくつか隠れているはずだ。内容については、前年に出版された、柳生九兵衛の『達人直伝 回転寿司のさ・すし・せ・そ』 の焼き直しという印象が強い。よほど回転寿司に興味があるという人でなければ、どちらか一冊読めば十分だろう。
回転寿司の掟 著者:松岡 大悟 |
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