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つきじ千鮨 大船店

持ち帰り寿司の大手、ちよだ鮨が手がける立喰寿司店。同様の店舗は築地、門前仲町にもあるが、大船店は「エキナカ」、つまり駅構内にあるというのがめずらしい。朝7:30から(日曜は8:00から)開いている。海外に旅立つ朝、最後の寿司をあわただしく食べる人たちのためだろうか。前夜の夢にうまそうな寿司が出てきて、朝から矢も盾もたまらず寿司を食べたいという人たちのためだろうか。いずれにせよ、朝から寿司を食べるという発想はなかった。JR東日本の子会社が展開する回転寿司、うず潮も開店時間が早いが、こちらは「回転朝食」を売りにしている。つきじ千鮨が朝も同じメニューを出しているかどうかは未確認。改札を出ずにすむので、通勤途中の乗換えか、途中下車の折に、軽く寿司でもつまむか、というニーズはありそうだ。

店内は間口は狭いが奥行きは深く、詰め込めば、15人くらいは立てるだろう。つけ場には3人の職人が立ち、忙しそうに注文に応じている。あたりを見回すと、10カン690円のお得なおまかせコースを注文する人が多い。他に、やや高価なネタを組み合わせた7カン690円のコースが二種類。

お好みは2カン単位で。ほとんどが1カン80円で、一部120円と200円のネタもある。公式HPによれば、メニューは以下のとおり。

1カン80円(まぐろ、づけまぐろ、あじ、寿司えび、えんがわ、炙り車えびなど)
1カン120円(本まぐろ、ふっくら煮あなご、生さば、あか貝など)
1カン200円 (本まぐろとろ、うに、など)

ちよだ鮨は持ち帰り寿司の他に、いくつかの回転寿司店も展開しているが、ネタの質や品揃えは、並の回転寿司レベルという印象。隣に持ち帰り寿司のコーナーもあるが、おなじみの三角形の鯖寿司はここでも食べることができる。ビールや日本酒も置いているので、会社帰りに、キオスクで乾き物を買ってグリーン車で飲むよりは少しましかもしれない。

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コメント

大船のつきじ千鮨
久しぶりに行ったら、店員がとても横柄な人に変わっていて驚いた。
以前は「今日はいい○○が入ってますよ」など
職人と客とのコミュニケーションもよく食もすすんだが、今の店員は注文しても返事もしないし、聞こえてないのかと思って二度言うと分かってると言われる。
ハズレのタクシーに乗った気分になったので、そそくさと出てしまった。
不愉快な分、味もまずく感じる。

投稿: ニンニン | 2009.06.27 00:15

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